あたしのことだから~
トラブルに巻き込まれるなんてないとおもうけどさ~
もしも!ってこともあるじゃん。その時どうしたらいいの?
そうですね~いつ何があるかわからないですからね。万が一困ったことがおきた場合にどうしたらいいかちょっとまとめてみますね
こんにちは!ナビゲーターのヒデジロです。
楽しい韓国旅行。そんな楽しい気持ちに水をさすようなトラブルには誰でも巻き込まれたくありませんよね?
しかし、急な病気や怪我、貴重品の紛失・盗難など見舞われることも、まったくないわけではありません。
万が一、困ったことが起きてしまった場合の対処法を今回は3回に分けて説明したいと思います。
予備知識として念頭にいれておくと良いですよ。
では、まずは紛失・盗難編からいってみましょう!
貴重品の紛失、盗難
こちらでは貴重品についての紛失や盗難についての手続き方法を説明します。
スピーディーな届け出が必要なものが多いので要チェックです。
パスポートの紛失、盗難
- 警察署にいき、盗難、紛失届証明書を発行してもらう。
- 日本大使館、領事所にいき、
- 「新規発給手続き」または「帰国のための渡航書手続き」をする
- 「紛失(盗難・消失)届けの手続き」をする。
新規でのパスポート発給には1週間ぐらいかかり、日本へ帰国するための「帰国のための渡航書」はその日か翌日に受け取ることができます。
手続きがスムーズに行くようにパスポートのコピー、運転免許証や保険証など国籍を確認できるものはもっていたほうが良いです。
パスポートを発給してもらうためには「戸籍謄本や抄本の原本」が必要になります。家族や友人に頼んで役所に行ってもらい、書類を用意して日本から郵送かFAXで送ってもらうことになりますが、友人に戸籍謄本を頼む場合そのための委託書も必要です。
また、再発行には最初に作った時と同額のお金を現地通貨で払う必要があります。(10年用16000円、5年用:11000円)
手続きに必要な書類などの詳しいことは 外務省海外安全ホームページを参照してください。
クレジットカード紛失、盗難
クレジットカードは不正利用を防ぐ為にもスピーディーな対応が必要になります。
- カード会社のサービスデスクにすぐに連絡し、カードの利用停止の手続きをしてもらう。
(カード番号や有効期限、カード会社のサポートデスクの連絡先は事前にメモをとっておきましょう) - 警察で届け出をし、盗難・紛失証明書を発行してもらう。
カードによっては現地で再発行をうけられます。
警察で届け出をし、発行してもらった盗難、紛失証明書、パスポートを持ってカード会社の支店にいき申請。即日か数日で再発行または臨時のカードを発行してもらえます。
ホテル内での紛失・盗難
客室内での紛失・盗難は自己責任になります。ホテル側の責任にはなりません。貴重品はセーフティボックスに預けるか、常に肌身はなさずもっていましょう。
海外保険に加入していれば、帰国後に請求することができますが、その際は現地の警察で盗難、紛失証明書を発行してもらう必要があります。
航空券の盗難・紛失
- 航空会社に連絡し相談(その時に、必要な手順を教えてもらいましょう)
- 警察で盗難・紛失証明書を発行してもらう(紛失の場合でも必要か確認をしておきましょう)
- 航空会社に再発行を依頼する。
旅行先で航空券の盗難・紛失にあった場合、今はeチケットになっているので大半は再発行できます。しかし、航空会社によって対応は異なるので確認が必要です。
慌てずまずは航空会社に相談をしましょう!
紛失・盗難に関する緊急連絡先
貴重品の紛失や盗難においての手続きの際、
連絡する必要が多いので下記を参考にしてみてください。
警察(局番なし112番)
日本語で話をしているか、「ジャパニーズプリーズ」といえば通訳者につながり通訳をを通して会話ができます。
日本国大使館/日本国大使館領事部(ソウル)
住所:ソウル特別市鍾路区栗谷路6 ツインツリータワーA棟(領事部は8階)
電話:02-2170-5200(大使館)、02-739-7400(領事部)、02-739-7410(領事部査証)
FAX: 02-723-3528(旅券・証明・在留届等) / 02-739-7410(ビザ)
Eメール: ryojisodan.seoul@so.mofa.go.jp (旅券・証明・在留届等)
visa@so.mofa.go.jp (ビザ)
土,日,祝日休館(詳しい日にちはホームページを参照)
※ 電話による照会は、9:30~12:15、13:15~18:00の間で。
※ 査証(ビザ)に関する問い合わせは、急ぎの方以外はメールにて。
※ メールで相談する際は、日中連絡可能な電話番号を必ず記入。
交通:地下鉄3号線安国駅6番出口徒歩5分
交通:地下鉄5号線光化門駅2番出口徒歩10分
地図
【釜山】
・在釜山日本国総領事館
住所:釜山広域市東区古館路18
電話番号:(051)465-5101~6
FAX:(051)464-1630
Eメール: ryojisodan.busan@pz.mofa.go.jp (旅券,各種証明,在留届,その他相談事項)
土,日,祝日休館(詳しい日にちはホームページを参照)
在釜山日本国総領事館ホームページ
交通:地下鉄1号線草梁(チョリャン)駅5番出口すぐ
地図
【済州島】
・在済州日本国総領事館
住所:済州特別自治道済州市1100路3351(老衡洞)世紀ビル8F
電話番号:064-710-9500
FAX : (064)743-5885
土,日,祝日休館(詳しい日にちはホームページを参照)
在済州日本国総領事館ホームページ
地図
交通機関での忘れ物
日本と違い海外では、基本的に落とし物・忘れ物は出てこないと覚悟しておいたほうがよいでしょう。
しかし、出てくる可能性を信じてどこで紛失したのか覚えている時には、各交通機関には遺失物センターというものがあるので問い合わせてみましょう。
ちなみに、ほとんど日本語が通じないので外国人専用電話相談「タサンコールセンター」で日本語案内を受けるというのも手でしょう。
【サタンコールセンター】
電話番号:ソウルから局番なし120
ソウル市外から:02-120
日本から:+82-2-120、+82-2-731-2120
(韓国語のアナウンスの後、日本語は9番→3番をダイヤル)
外国語専用窓口:月曜日~金曜日(週末・祝日は休み)、9:00~18:00
電話相談は通信料以外は無料。
韓国語窓口:24時間、年中無休
地下鉄
【すぐに気がついた場合】
- 列車を降りた時間、何両目で降りたのかを確認
- 駅務室に行き、列車の現在位置を追跡する
【一定時間たって気が付いた場合】
平日 : 09:00 ~ 18:00
土・日・公休日および利用時間外には遺失物センターがある駅の駅務室へ問い合わせ。
【主な遺失物センター】
- 1、2号線 市庁(シチョン)駅 : 02-6110-1122
- 3、4号線 忠武路(チュンムロ)駅 : 02-6110-3344
- 5、8号線 往十里(ワンシムニ)駅:02-6311-6765~8
- 6、7号線 泰陵入口(テルンイック)駅:02-6311-6766~7
さらに詳しいことはソウルメトロセンターのHPで確認してください。
⇒ソウルメトロセンター
FAQに詳しいことが書かれています
⇒ソウルメトロセンターFAQ
KTX
基本的に地下鉄の時と同じ。
【すぐに気が付いた場合】
- 列車を降車した時間、何両目で降りたのかを確認(降りた位置はホームの黄色い線の外側に書かれた数字で確認。例 5-1など)
- 駅務室で列車の現在位置を追跡
【一定時間たって気が付いた場合】
- 鉄道顧客センターに問い合わせ
- KORAIL遺失物センターページ(韓国語)で届いているものを確認
- 遺失物センターに問い合わせ
【主要駅の遺失物センター】
ソウル駅:02-755-7108
プサン駅:051-440-2641
詳しい流れはKORAILのHP遺失物の案内ページ(韓国語)で確認できます。(ページを翻訳かければ読むことができます)
タクシー
タクシーでの忘れ物はとても多いので必ず降りるときは忘れ物がないかチェックしましょう!特に携帯電話の忘れ物が多いようです!
【忘れ物をしてしまったら】
- ソウル特別市タクシー運送事業組合で確認する
- 利用したタクシー会社がわかる場合は、そのタクシー会社の顧客センターに問い合わせしてみる
支払い時に領収書をもらう利点は金額を確かめることもありますが、乗ったタクシー会社がわかる点があります。
ただし、現金払いの場合は領収書をもらえないのがほとんどなので注意です。
ソウル個人タクシー運送事業組合 02-415-9521 (個人タクシーの場合)
ソウル特別市タクシー運送事業組合 02-420-6110 (会社タクシーの場合)
問い合わせをするときは、乗った日にち、時間、乗った場所、降りた場所を伝える。
バス
バスで忘れ物をしたときは自分が乗っていたバスや時間も覚えておきましょう。
- ソウル市内バス遺失物センターHP(韓国語)で確認する。
- ソウル市庁遺失物センターに問い合わせ
ソウル市庁遺失物センター:02-2299-1282
警察庁の遺失物センター
最後の望みはこちら、警察庁の遺失物センター。
各遺失物センターで7日間保管後、警察庁の遺失物センターへ物品が移動されます。
警察庁の遺失物総合案内「LOST112」(日本語)で確認してみましょう。
「LOST112」はアプリでも確認できるのでダウンロードしてみるのも手です。
参考資料:ソウルメトロセンターホームぺージ、在韓国日本大使館安全マニュアル、外務省海外安全ホームページ、警察庁の遺失物総合案内「LOST112」、KORAILホームページ
いざという時に役立つメモと保管方法
万が一の時の為にクレジットカードの番号や問い合わせ先等メモに残しておくと安心です。
しかし、当然ながらその大事なメモをクレジットカードや財布など貴重品と一緒に保管してはダメです!
財布などと一緒に無くしてしまえば、メモした意味がありません。
「財布・クレジットカード・パスポート・貴重品」と別々に保管して持ち歩くようにしましょう。
また、現金、クレジットカード、パスポートなどの貴重品はすべて一つにせず分散して持ち歩くことも大切です。
まとめ
以上ざっと「紛失、盗難、交通機関での忘れ物」について説明しました。
知っておくとですがいうとき役立ちますが、どうせならこのような機関にはお世話になりたくないです。
貴重品の紛失、盗難は手続きも大変なので、細心の注意を払いましょう。
旅行中はついつい油断をしてしまうこともあるかもしれませんが、自分のことは自分で守る!その意識をしっかりともっていればトラブルも防げることも多いです。
ケガや病気については「韓国旅行時のトラブル対処法2(ケガ・病気編)」を参照してみてくださいね。
こちらも大切なことをまとめてあるので要チェックです!!