こんにちは!ナビゲーターのヒデジロです。
海外旅行の準備の際、頭を悩ますのが荷造り。持っていっていいものやダメなものがよくわからない!ということはありませんか?
そうなのよ!液体物がなんちゃらとかさ~よくわからないの!
わかりますわかります。ヒデジロもそうでしたから(汗)
実際、荷物に関して制限が多く複雑なのはたしかです。
今回は、手荷物と預け荷物の違い、荷物の制限など、荷造り全般について解説していきますので、参考にしてみてください!
機内持ち込み手荷物、預け荷物どう違うの?
まず荷造りをするうえで二つに分ける必要があります。
機内手荷物にするもの、預け手荷物にするもの の二つです。
簡単にいうと、
- 機内手荷物(飛行機の中にもっていく荷物)
- 預け荷物(スーツケースにいれて航空会社のカウンターに預ける荷物)
に分かれます。
うん?二つに分けるなら、なんでも持っていっていいの?
いやいやいやいや。。。。ちょっとまって!それぞれ規定や制限があるんですよ!
手荷物の制限はちょっと複雑でわかりにくいのですが、ゆっくり覚えましょう。
まずは 機内に持ち込みする手荷物について。。。
機内持ち込み手荷物の制限
機内へ持ち込む手荷物の注意点はこの3つです。
- 持ち込み可能なサイズ
- もちこめないもの
- 液体物の制限
まずはこの3つを確認しましょう!
1. 機内へ持ち込み可能なサイズ
- 手荷物のサイズは3辺(縦、横、高さ)の合計が115cm以内
- 手荷物の重さは7kg以内〜10kg以内(航空会社によって上限の違いがあります)
- 手荷物のほかに、ハンドバッグなど身の回り品*を1つ持ち込み可能
(韓国行きエコノミークラスを基準。ご自身が乗る航空会社のHPで上限を確認してください)
※身の回り品の大きさは?
身の回り品の大きさに関しては手荷物のサイズを下回れはそこまで神経質になる必要はないかと思われます。
私自身、機内持ち込み可能サイズのスーツケース+大きめのリュックをもっていても何も言われなかったです。(しかしLCCの場合、重さに関して厳しい航空会社もあるので注意が必要です)
2. 持ち込めないもの
- 危険物(ガス、燃料、火薬、毒性・酸化性物質など)
機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例はこちらを参照してください
⇒国土交通省(機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例pdf)
【機内に持ち込みはできないけど、預け入れ荷物ならOKのもの】
- ハサミ、カッター、工具(刃物や尖ったもの)
- ゴルフクラブ・サーフボードなど長いもの
- 日用品・スポーツ用のスプレー(引火性ガス、毒性ガスが使われていない除菌スプレーや冷却スプレー)
眉毛切り、爪きり、鼻毛切りなど小さいものだと機内に持ち込めるようですが、検査で没収されるケースもあるので、無難にスーツケースにいれて預け入れてしまいましょう。それか現地調達!
3. 液体物の制限
液体物に関しては制限が厳しく、え?これも液体物?と思われるものも数多くあり検査時にひっかかる可能性があります。水分が含まれるものはだいたい液体物あつかいになりますので、持ち込むために下記のことを守ってください。
- 100ml以下の容器に液体物をいれること。
- ジッパー付きの透明プラスチック袋に入れること(タテヨコ合計40㎝以下のサイズ、1人1袋のみ)
【液体物の例】
- 歯磨き粉、クリーム類、ジェル、ヘアワックス、マスカラ、ローション類など
- ゼリー、ヨーグルト、漬物、味噌、缶詰、ワサビなど
- 万年質のインク、修正液など
液体の医薬品、ベビーミルクや離乳食などについては持ち込みが可能です。
(手荷物検査時に液体物の機内での必要性について照会されることがあります。薬は処方箋などがあるとスムーズです。)
また、韓国に行ってお土産でキムチやコチュジャンなんかを買ってくることもあると思います。それらは液体物になります。
出国後の免税エリアで買うのであれば機内に持ち込みはできますが、それ以外はスーツケースにいれて預け荷物にしましょう(でもちゃんとジップロックやビニールにくるんでたほうがいいです。万が一液がもれて大参事にならないように。。。)
液体物の制限、どのようなものが液体物に入るのかさらに詳しく知りたい場合は国土交通省のページに詳細が書かれているのでそちらを参照してください。
それでも心配な場合は国土交通省に問い合わせるのが一番です。
参考:国土交通省ホームページ
ちょっとしたポイント
女性は特にですが、化粧品は手荷物よりも預け荷物にいれてしまったほうが安全です。容量が多かったのか、荷物検査の際ひっかかっている方を何人も目撃しています。容量が多く没収されている方もいました。
ヒデジロもリキッドファンデーションで一度ひっかかりましたが、容量が大丈夫だったのでOKになりましたがお気に入りのものが没収されるのは悲しいのでスーツケースにいれてしましましょう!
はい、機内持ち込み手荷物に関しては以上です。次は預け荷物(航空会社のカウンターに預ける荷物)について
預け荷物にいれてはいけないものは?
機内手荷物と違ってわかりやすいのが預け荷物(航空会社のカウンターに預ける荷物)。
預け荷物は危険物以外は大体持ち込みはできます。(つまり、100ml以上の液体物もスーツケースにいれてしまえば持っていける。)
しかし!!預け荷物にいれてはいけないものがあるんです!
それは、
- パスポート
- バッテリー
- 現金、貴金属の貴重品
- カメラ・ノートパソコンなどの電子機器
- ライター・マッチなど(1人どちらか1個機内持ち込み可能)
これらは自分の手で持っていましょう!
基本的に貴重品や壊れやすいものは、なんかあったら困るから自分の手でもっていなさい!ってことですね。
バッテリーはリチウムイオン電池が使われているものが多いからです。リチウムイオン電池は衝撃に弱く、発熱・発火・爆発などを引き起こす危険性があるからなんですね。
スーツケースにいれて万が一発火したら大変なことになります。ライター、マッチなんかも同様のことが言えます。
すぐに対処できる為にも、持って行きたい場合は機内に持ち込む必要があります。安全の為にもしっかり守りましょう。
検疫が必要なものもある
手荷物、預け荷物にかかわらず、国によって持ち込めるものも制限されているものもあります。検疫検査が必要なものもあるので事前にチェックしておきましょう!!
ちなみに、旅のお供であるビーフジャーキーは韓国には持ち込めませんので気を付けて!
┐(´д`)┌ あ~残念。
詳しいことはこちらを参照してください。
⇒韓国観光公社検疫について
預け荷物はどうするの?
荷造りは完璧!!でも、荷物入れたスーツケースってどうするの??どこに持っていけばいいの?
はい!荷物を入れたスーツケースは空港に到着した際、自分が乗る航空会社のカウンターで渡します。
受付カウンターに行きチェックインをするときに「預ける荷物はありませんか?」とも聞かれるのでその時に渡しましょう。
航空会社によって預けることが可能な荷物の個数、重量など異なるので、使う航空会社のHPで事前にチェックしておきましょう!手荷物の重量も規定の重量以上だと有料になるので特にLCCを利用する場合は要チェックです!
預け荷物はどこで受け取るの?
預けた荷物は到着先の空港の荷物レーンにて受け取ります。
入国審査を受けたあと、荷物の受け渡し掲示板があるので、そこに搭乗した便によってどこのレーンに荷物がおろされるのかアルファベットや番号で書いてあります。自分が乗ってきた飛行機の便名をよくチェックしてください。
各社の預け荷物と手荷物の規定ページのリンク
航空会社や座席のクラスによって手荷物や預け荷物のサイズや重さ、超過料金などが異なります。
詳しいことはご自身が利用される航空会社にてご確認ください。
【大手航空会社】
【LCC】
まとめ
これまでのことをざっとまとめます。
1. 荷造りする上でまず2つに分ける必要がある
- 機内手荷物(飛行機の中にもっていく荷物)
- 預け荷物(スーツケースにいれて航空会社のカウンターに預ける荷物)
そしてそれぞれには規定がある。
2.機内持ち込みの注意点は3つ
- 持ち込み可能なサイズの制限があること
- 3辺(縦、横、高さ)の合計が115cm以内
- 重さは7kg以内〜10kg以内(航空会社によって上限の違いがあります)
- 手荷物のほかに、ハンドバッグなど身の回り品を1つ持ち込み可能
- 危険物(ガス、燃料、火薬、毒性・酸化性物質など)
- 100ml以下の容器に液体物をいれること。
- ジッパー付きの透明プラスチック袋に入れること(タテヨコ合計40㎝以下のサイズ、1人1袋のみ)
3.預け荷物での注意点
- パスポート
- バッテリー
- 現金、貴金属の貴重品
- カメラ・ノートパソコンなどの電子機器
- ライター・マッチなど
これらをスーツケースに入れていけない。必ず機内に持っていくこと。
4.荷物の預け場所、引き取り場所
預け荷物は空港のチェックインカウンターで預ける。
到着後、荷物引き渡し掲示板をみて指定の場所で荷物が出てくるのを待ち引き取る。
まとめると以上になります。
荷造りをする際、まずは自分が持っていきたいものをリストアップをして分けるとラクだと思います!
そうすると、これがどっちで持ち込み可能なのかが簡単にわかります。
韓国旅行へ持っていったら便利なものなど、リストをまとめたのでよかったらこちらの記事も参考にしてみてください。
⇒【韓国旅行準備】旅の必需品、あったら便利なもちものリスト!
荷物がたくさんあると移動も何かと大変です。日本から持って行く物は必要最低限にしましょう!
スーツケースはガラガラに開けておくとたくさんのお土産も持って帰れるのでそのほうがおすすめです!
参考にしてくださったら幸いです。